フロップでの戦い方

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ポジション毎の注意点
ポジション毎に状況は異なります。
プリフロップとは違いボードに情報が公開された事で、その情報を利用した駆け引きも始まります。

アーリーポジション
基本的には不利なポジションですが、「先制ベットができる」という有利さもあります。
例えば貴方がレイトポジションでワンペアを持っていたとして、アーリーからの先制ベットにコールできないケースもあります。
また、レイトのプレイヤーがベットしてくるのが濃厚な状況なら、先にベットしてポットサイズをコントロールする事もできます。

レイトポジション
基本的に有利なポジションですが、それは「情報戦において」である事を忘れてはいけません。
状況や相手の分析を怠れば有利さを活かせず、先制ベットに降ろされるだけになります。
相手のアクションをフロップだけで考えず、「プリフロップからの流れ」で考えます。

ミドルポジション
前後にプレイヤーがいるのは難しい状況です。
常にレイトポジションに注意しましょう。
アーリーがベットしてミドルの貴方がコールした後、そのチップを狙ってレイトがレイズする事があります。
所謂スクイーズプレイの餌食にされるという事です。

ベット額の決め方
主に「ポットサイズ」「相手のスタック」を基準に決定します。

ポットサイズ
ポットサイズに対する割合でベット額を決定します。最も多用する方法でしょう。
相手をオッズ割れに追い詰めてフォールドさせます。
フロップ時点のポットが8BB以下なら有効な手段です。
ポットが大きいベット額も大きくなり過ぎてしまい、リスクばかりが増大します。

相手のスタック
相手がショートスタックの時に用います。
相手スタックの50%、75%、100%以上など、明らかに相手を強く意識した額にする事で、相手を威圧して決断を迫ります。
相手にしてみれば、自分に勝つ自信の表れに見えて、非常に強いプレッシャーを感じます。

フロップ以降はブラインドを基準にする事はあまりありません。
プリフロップと違い、常にオッズを意識する事になるためです。