③スタック量
スタックとはプレイヤーの所持チップ量の事です。
スタック量に応じてプレイスタイルを変化させます。
30BB以上
いつも通りのプレイしましょう。
20BB~30BB
オールイン勝負になる危険を避けるため、ビッグスタックやスーパーショートスタックとの対決は避けましょう。
自分と同程度のスタックと戦うようにします。
プレイはアグレッシブを心掛け、守勢に回らないようにしましょう。
10BB~20BB
戦う時はオールインになる事を念頭に置いて、戦える手札を選びアグレッシブに攻めます。
ブラフ率を上げる一方、即死の危険を避けるためピュアブラフはせず、セミブラフにします。
アベレージスタックを相手に戦いましょう。
10BB以下
最早駆け引きするだけのスタックは無いので、手札を選んでプリフロップでオールインしましょう。
7BB以下だとコールされる可能性も高いので、ブラフはせず、勝てる手札を選びます。
アベレージスタックと戦う
ビッグスタックはチップに余裕があるので、貴方のレイズに怯まずコールしてきます。
それどころか、リレイズして貴方を追い詰める事さえしてきます。
一方、スーパーショートスタックはもう後が無く、「ここで降りても次の機会は無いかもしれない」と考えて危険な賭けに出る事があります。
彼らは貴方のレイズを降りてはくれず、コールされてショウダウンに持ち込まれるか、リレイズされて逆に降ろされる危険があります。
アベレージ(平均的な)スタックのプレイヤーは、ビッグスタックほどリレイズする余裕はありません。
一方、ショートスタックよりは降りる余裕がありますから、貴方のレイズにフォールドしてくれるでしょう。
④他プレイヤーのアクション
貴方より前のプレイヤーのアクションがコール/レイズのいずれであるかは、貴方の行動を決める手掛かりになります。
アーリーポジションが不利を承知でレイズしたなら、それだけ良い手札だという事です。
コールが数人いた時に大きめのレイズをしたなら、手札の強弱に関わらずスチールしようとしています。
コールは弱気を示していますが、強さを隠している可能性もあります。
そんな時はレイズして相手を試すのも有効です。
⑤手札の強さ
これまでの状況分析を踏まえ、初めて手札の強さを考えます。
手札の強さはハンドランキングを参考にしましょう。
プレミアムハンドなどは滅多に来るものではありませんが、闇雲にプレイするのも危険です。
合計が24以上、7以上のポケット、T以上のコネクタ、スーテッドコネクタ、6以上のワンギャップスーテッド、など参加基準を決めておき、状況に合わせて調整しながらプレイすると良いでしょう。