カードは最後に確認する
手札が配られた時やボードにカードが落ちた時など、カードを真っ先に確認してしまいますが、カードの確認はいつでもできるので最後で構いません。
それよりも、相手の様子を先に確認しましょう。
手札を見た時の表情、見る時間の長さ、見た後の態度など。
ボードにカードが落ちた時の反応、どこを見ているか(自分のスタック、ポット、他の誰か)、呼吸の荒らさ、手札を見たか、など。
これらは「その時」にしか確認できないので見逃してはなりません。
そういった相手の様子と、その後のアクションから状況を把握し、「その後で」カードを確認して自分のアクションを決めていくのです。
チップ一枚はコール、二枚以上はレイズを意味する
コール額を上回るチップを一枚だけ出した場合、それはコールしたと見なされます。
例)ベット$250に対して$500チップ一枚を出した場合、レイズではなくコール扱いとなる。差額$250は後で戻ってくる。
一方、二枚以上のチップを出した場合はレイズと見なされます。
例)ベット$250に$500一枚と$25一枚の合計二枚$525を出した場合、レイズしたと見なされる。$100を5枚出したら$500レイズとなる。
これらは、テーブルをノックするチェックジェスチャーと同じような位置付けと言えます。
もちろん発声優先の原則がありますから、声に出しているアクション内容が優先して適用されます。
チップの両替はディーラーに任せる
プレイヤー間でチップの両替を行う事がありますが、公の大会などでは不正を疑われる元となります。
両替はディーラーの指示に従って、自分達だけでは行わないようにしましょう。
相手には敬意を払う
ポーカーは紳士のゲームです。
酷いブラフで負かされても、相手を罵ってはいけません。
他の誰かが脱落しても嘲るような事はせず、それまでのプレイを称え、労いの言葉を掛けましょう。